圏外編集者を読んでみて
都築響一氏の語りである。
ずっとどこにも所属せずにフリーでやってきた人である。
取材の対象は、どこにでも転がっているが、大手のメディアでは扱われないことを
主にしてるみたいだ。
アングラというか、人々の生活というか。
「TOKYO STYLE」とか「賃貸宇宙」は持ってる。
珍日本紀行や、題名忘れたが、スナックとパブを紹介してるのとか。
面白いのたくさんある。
本の後ろのほうに、「今は、ネットがすべてとっぱらってくれた。大手出版社も個人も
まったく垣根がなくなった。同じ土俵に立っている」というようなことが書いてあっ
た。本当にそうだと思う。
今こうしてブログなんか書いているが、人様に文章見せること、読ませることができる
人達なんて本の20年前くらいは、作家や編集者の特権だったのだから。上手い下手に
かかわらず。
一般人は雑誌に投稿するとか、自費出版でもしなけりゃ、世間に問うことはできなかっ
たのだから。
文章や漫画や音楽作って、お金にちゃんとなってるのは、ベストセラー作家、スーパー
売れっ子だけだろう。それは今も昔も変わらないだろう。
ただ、暮らしていくだけなら、「そこまで金いらねえや」という人も多いかも。金は
ないよりあったほうが、いいに決まってるが。
ただ、50年前30年前とかに比べたら、はるかにテクノロジーが進歩していて、
その当時からしたら、パソコンやカメラなんかは高性能で安くなっている。
こうした道具の恩恵にあずかりながら、一般の人間が発信できるようになった。
それがお金生み出す作品なのか、まったくの独り言なのかは、関係ない。
私のこれは備忘録で雑記帳にしてるから、別に金は生み出さない。
もっと気の利いた事書けて、「NOTE」なるところやメルマガでお金稼げるなら、
それが一番いい。
でもこんな意味不明で脈絡のないのを読んでくれてる人が、少しでもいるのは、
本当にうれしい。ありがとう。
好きな事だけやりたい。ストレスのたまるような事はしたくない。
思い悩む事はいまだに多いけれど、とにかく面白い事追い続けたい。
